2000-01-01から1年間の記事一覧

JTB紀行文学大賞の授賞式

JTB紀行文学大賞で奨励賞を受賞した前川健一さん『アフリカの満月』の授賞式に列席させていただく。場所は、なんと帝国ホテルだ。この日のために、僕は3本しか持っていないネクタイ(うち1本は葬式用だが)のうち、比較的高級そうなものを締めて式に臨…

出勤の朝であった。光が丘の駐輪場に入ったら、入り口に妙な物が置かれてある。 これは何だ? 首か? もちろん人形の首だが、いったい何なんだ。 なんだかアニメのキャラクターのような感じだが、いったいどのようにして使用するものなのか。いや、果たして…

デービッド・アッテンボローの講演会

デービッド・アッテンボローの講演会に行ってきた。D.アッテンボローは映画『ガンジー』などの監督で知られるリチャード・アッテンボローの弟だが、デービットさんの方は映像プロデューサーであり動物学者でもある。BBCで動物や植物の生態を描いたすぐれ…

新しい布団とカラオケボックス

またもや当欄の書き込みが1カ月ぶりになってしまった。すいません。 今月は旅行人本誌の休刊月なので、本来なら旅行しているはずだったのだが、腰痛あり、雑務ありで、残念ながら旅に出ることはできなかった。日本でオリンピックを見ながら愚痴をこぼしてい…

日記

当欄も、ちょっと書き忘れていると、あっという間に1カ月がたってしまう。これじゃ月刊誌と同じなので、もうちょっとマメに書くことを極力、なるべく誓うことにする。 先日、『本とコンピュータ』(トランスアート)という季刊雑誌からアンケートがきた。そ…

日記

「小説トリッパー」(朝日新聞社)という雑誌から、エッセイの依頼がきた。自伝的エッセイという注文に、私の自伝なんぞ誰が読むんだ? という疑問が湧いたが、仕事だから恥をかえりみず、旅行人を立ち上げたときの話を書いた。53枚の(僕にすれば)長編であ…

日記

おお、今日は何と七夕ではないか。台風が近づいているので、それどころではないが。 プレステ2を購入し、「エターナル・リング」というゲームをやったが、残念ながらこれがはずれ。一応クリアしたものの、ぜんぜん充実感がない。最後まで行くと、ラストのイ…

日記

東北地方にお住まいの女性の読者から手紙が来て、編集部が沸き立っていた。何事かと思っていたら、これは何ですか!? と、その手紙を突きつけられた。手紙をくれた東北の読者は、最近旅行人を読み始めたばかりらしいのだが、発行人の名前を見てびっくりしたと…

日記

日曜日(6月11日)の毎日新聞の読書欄に宮田珠己さんの『わたしの旅に何をする。』のカバー・デザインが、ど〜んと掲載される。書評というよりはカバー・デザインを紹介するコーナー。うちの本のデザインはすべて僕がやっているが、あらかじめ電話による取材…

日記

田中真知さんのエッセイ集のタイトルが「ある夜、ピラミッドで」に決定する。真知さんからゲラが戻ったら、いよいよ下版も近い。装幀が二転三転してなかなか決まらなかったが、ようやく真知さんの諒解も得られてほぼ決定。この本は7月10日発売になる。 きの…

日記

『イスタンブールのへそのゴマ』のフジイ・セツコさんが来社。次の本の取材のためにトルコへ出発するとのこと。今回は3カ月ぐらいトルコ各地をまわってくるらしい。その成果がいつ本となって結ぶのか、本人にもまだわからない。なるべく早めにお願いします〜…

日記

宮田珠己さんの『東南アジア四次元日記』のカバー・デザインを変更した。新しいデザインはこういうものだ。 これはおなじ宮田さんの新刊『わたしの旅に何をする。』を発行するのと合わせて、心機一転の営業をかけるために行ったのだが、出版社ではごく普通に…

日記

バングラデシュから帰国して、ようやくノドの調子が戻ってきた。まったく、東京の空気をさわやかに感じるなんてことになろうとはのお。 桜に間に合った。成田からの帰路、夜の千鳥ケ淵の脇をバスが走り、そこにはライトに照らされた満開の桜が見えた。ああ、…

バングラデシュから帰国

ということは、ビザも何とかなったということなんだが、これが大変だったのだ、実は。結局、入国の時以上のワイロを支払う羽目になってしまった。時間もかかって何日もダッカに釘付けになるし。まったくバングラデシュの役人はしょうもない。 入国するときに…

バングラデシュの首都ダッカから

乾季に入ったダッカは、ひどい排ガスと騒音に包まれている。排ガスのあまりのひどさに──バンコクやアジアの他の町をはるかにしのぐ──ノドをやられ目が痛くなる。町は薄青いモヤが沈殿し、その中から人や車が湧き出てくる感じだ。これ以上大気汚染が進んだら…

日記

出発前の仕事の整理が忙しい。5月号の台割をつくり、特集の「ガイドブックの研究」用座談会の日程を決め、表紙のイラストをグレゴリと打ち合わせする。7月頃発行予定の田中真知さんの新刊エッセイの初稿をまだ読み終わっていないので、出発までにチェックし…

『ウはウミウシのウ』

宮田珠己さんの新刊『ウはウミウシのウ』(小学館)を読む。誤解を与える表現だが、これほど無内容の本も珍しいだろう。これは決してけなしているのではない。普通、どんな人が書いても、単行本1冊分の原稿を書けば、少しは何か言いたいこと、主張したいこ…

日記

いよいよホームページのリニューアルも大詰めを迎えた。まだ多少トラブルが発生するものの、もう大幅な手直しはないだろう。 それはともかく、最近、編集部のコンピューターがスピードアップした。G3ボードを入れたせいである。私のマシンはオリジナルがパ…