2005-01-01から1年間の記事一覧

年末の大掃除

今年もいよいよ押し詰まってきた。今年の冬は寒いですね。昨年はこの時期にスマトラ沖地震が起きて大変な騒ぎだったが、今年は特急列車が脱線して死亡者が出る事件が起きてしまった。まったく平和な年末がなかなか訪れてこない。例の姉歯物件に入居した方々…

バム復興未だならず

12月号の「ナショナル・ジオグラフィック」をぱらぱらめくっていたら、イランのバムの話がのっていた。ご存知の読者も多いと思うが、バムにはアルゲ・バムと呼ばれる城塞都市がみごとに残っていて、旅行者にも人気の高かったところである。だが、2003年12月…

デジタルカメラ

前にも書いたデジタルカメラを購入した。ニコン製でレンズを合わせて約12万円である。それにフラッシュメモリー、ストレージなどを買い足して、全部で15万円ぐらいだった。 ストレージというのは、フラッシュメモリーが画像データでいっぱいになったときに、…

南インドから帰国

南インドから帰国してきました。まわったのはカルナータカ州のバンガロール、ケーララ州のコーチン〜トリバンドラム、そしてタミル・ナードゥ州のチェンナイ(前マドラス)。2週間という駆け足の旅だったが、南インドはじつに16年ぶりだったので、なつかしい…

変わるインド

次の特集を南インドにしたので目にとまるのだろうが、近頃やたらとインドという活字を見かける。それはおもに経済の分野で、今朝の朝刊の広告でも「Newsweek」が今週から2週連続でインド特集を組むという。その第1弾が「動き出す巨象経済」。ダイヤモンド社…

気の重い話

このまえ「ナショナル・ジオグラフィックス」の最新号が届いて、前にロビンソン・クルーソーの記事のことを書いてから、もう一カ月がたったのかとあっけにとられている。早すぎる!(年寄り臭い発言ですまぬ) その「ナショジオ」だが、今回(11月号)では、…

ガイドブックの制作

やっと本誌の制作が終わったのに、なんだかまだ忙しいのは何故なんだ。などと、遅れた言い訳をしながら書き始めているが、月刊時代にはほとんどなかった徹夜作業を、季刊になってから一日は半徹夜になっている。半徹夜というのは、一晩仕事を続けて、朝一番…

ロビンソン・クルーソーを探して

子どもの頃、デフォーの『ロビンソン・クルーソー漂流記』を読んだことのある方は多いことだろう。僕も読んだ(筈だ)。しかし、まさかロビンソン・クルーソーが実在の人物だとは思っていなかった。 僕がロビンソン・クルーソーに実在のモデルがいることを知…

「旅」という名の女性誌

またまたご無沙汰していてすいません。次号の制作に追われてホントにヒマがなかった。まだやらなくてはならないことがいろいろ残っているのだが、とりあえず書きたいこともいろいろあるので、当欄を更新することにした。 またもや南アジアに大地震が起きてし…

タバコが高い

また更新が遅れました。すいません。遅れているのはこれだけではないので、ここ数日あやまってばかりいる。その一方、執筆者にはきびしく原稿を催促しなくてはならない。大変なのである。 ところで、僕は、蛇蝎のように嫌われている喫煙者である。タバコを吸…

帰国しました

またもや、残暑お見舞い申し上げます。なんて暑いんざんしょ(←無視せよ)。 ええ、取材から一昨日帰ってきましたが、疲れで土日はひっくり返っていました。やはりわが家は暑い。 もっとも暑かったのはモロッコも相当暑かった。昼間は暑いのでメディナの人通…

暑い家

残暑お見舞い申し上げます。まったく暑いですねえ。ボーッとしている間にはやくも前の日付から11日が過ぎて、あわてて当欄を書き始めたところです。今日は終戦記念日ですか。戦後60年なんですね。 戦後60年の話ではなく、暑いという話を書こうとしてるのだが…

衛星写真で自宅を見る

掲示板の雑談板で、POOP MANさんがお書きになっているが、Googleのマップサイトがすごい。写真家の小松義夫さんが最近教えてくださったので、僕もさっそく見てみたのだが(ちなみに事務所の古いマックでは見られないので、自宅のウインドウズでないとダメな…

ハードディスクの中で眠れ

HDD(ハードディスク)レコーダーというのを買った。160ギガという、今では最も容量の小さなハードディスクだが、見るに耐える画質で録画しても100数十時間録画できるというので、これで不足はないだろうと思って(いちばん安いので)買った。 これを買い…

トップページのデザインを変える

トップページから入った方は、デザインが変わったことで、ちょっと驚かれたかもしれない。いったい前のデザインを何年使いまわしたことか。いいかげんに変えた方がいいんじゃないの? と、社内的にいわれ続けていたが、ようやくのことで重い腰を上げて踏み切…

「本の雑誌」が創刊30年

今月の「本の雑誌」が送られてきた。見ると「特大号」とあって、いつもよりちょっと厚い。「創刊30周年記念特大号」なんだそうだ。30年! おめでとうございます。 20周年のときは、祝賀パーティに招かれて、様々な有名人のおもしろい話を聞かせていただいた…

永嶋慎二さんのこと

ようやく次号の制作が終了。次の特集は「シベリア鉄道」だ。ウラジオストクからモスクワまでの全線を、ハバロフスク、イルクーツクと立ち寄りながら紹介していく。ご期待下さい。 ロシアからの帰りにロンドンに立ち寄った。キングスクロス駅近くのB&Bに宿…

出版社のリスク

次号の制作に追われて、なかなか当欄を更新するひまがない。すいません。 仕事をしながらラジオをつけっぱなしで聞いていたら、さっき作家の石田衣良がこんなことをいっていた。 「映画は(金銭的な)リスクが大きいけど、小説は全然ありませんから」 おいお…

ライアン・エアー

今回の旅行でライアン・エアーというイギリスの航空会社を利用した。掲示板でも話題になったことがあるのでご存知の方もいると思うが、この航空会社は、ものすごく安いことで知られている。 どれくらい安いかというと、例えば(すべてロンドン発で)、デュッ…

シベリアから帰国

シベリアから帰国と書くと、なんだか抑留者が帰還したみたいな感じがしますが、シベリア鉄道の旅行から帰国しました。1か月のあいだサイトがメンテできませんで大変申し訳ありませんでした。皆様お元気でしょうか。 次号の特集の取材でシベリア鉄道に乗って…

情けない盗作

TBSの部長さんがホームページで文章を書くのに、新聞から盗作したとニュースで何度も報じられていた。それでテレビの画面を見ていたら、この部分が盗作だと、そのサイトの問題箇所を映していたのだが、それを見てもどうも理解できない。 それで、ちょっと…

儲かるようになっている

以前の当欄で、こんな値段で儲かるわけがないだろうというような話を2つ書いたことがある。ひとつはパック旅行の格安料金。新聞のチラシを眺めていたら沖縄2泊3日で3万円台というのがあって、こんな低料金で、どうやって儲かるのかというようなことを書いた。…

GWの過ごし方

今年もゴールデンウィークがやってきた。料金が高いので、この時期に海外旅行することはまずないが、知人がバンコクまでの往復チケットを買ったら15万円だったという。すごいぞ! で、まあ休みが続くこの時期に何をするかといえば、今回は仕事の下準備──シベ…

私が欲しいもの2

私は「クルマ・ホームシアター・古伊万里」が欲しいと先に書いた。しかし、どれも買い求めるまでに至っていない。その一方で、近頃「こんなものがあるよ〜」といった誘惑の手が次々と伸びてくる。 最近では、前川健一さんと田中真知さんが買ったというHDD…

ある漫画家の失踪記

SF漫画では一種の伝説的な漫画家である吾妻ひでおが、今度『失踪日記』(イースト・プレス)という漫画本を出した。吾妻ひでおは、僕が大学時代に、SFマニアの間では熱狂的な支持を受けていたが、その意味ではマイナーな作家だった。いちばん有名な漫画…

安すぎる古本と届かない古本

ようやく本誌次号の制作が終わり、ほっとしたところで風邪を引いて頭痛で昨日は欠勤した。日曜も出勤していたので代休というところだが、零細企業の社長に代休なんて言葉は意味がない。 ところで、次号のアジアのカレー特集を組むにあたり、インターネット書…

私が欲しいもの

小川京子が勝手に、私の欲しがっているものを暴露してしまったので、それについて少々補完しておきたい。確かに今、私が欲しいものは「クルマ、ホームシアター、古伊万里」である。自分で書きながら、ずいぶんオヤジ臭い欲求であるなと思う。 クルマはずいぶ…

しぶい月刊誌

古本専門雑誌というしぶい月刊誌がある。「彷書月刊」という。名前もしぶい。「ほうしょげっかん」と読む。「月刊彷書」とするのが普通ではないかと思うが、逆なのがまたなんとなくしぶい。よくわからないけど。版元は彷徨社というところだ。 で、この雑誌、…

MANGA

先日の朝日新聞(3/14夕刊)に、アニメ観光に日本にやってくるアメリカ人のパックツアーが人気だとあった。それに応えてアニメを地域観光振興の目玉にしようという自治体も出始めているそうな。日本の少女漫画誌がアメリカで発刊されたなどといったニュース…

メキシコから帰国

なんかまた当欄をさぼっているなとお感じになっていた方も多少はいらっしゃるかもしれない。すいません。1カ月ぶりの書き込みになってしまいました。実はメキシコに行ってました。向こうではネットカフェでローマ字しか打てなかったので、書き込みできません…