2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧
『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一、講談社現代新書)を読んだ。この本は65万部のベストセラーだと新聞広告に書いてあったが、私が5人にこの本の話をすると、すでに読んだ人1名、読みかけの人1名、買ったけど未読の人1名という結果で、なんと6割の人が持っ…
ただいま私の新刊の制作中です。9月1日発売予定のつもりですが、うーん、ちょっと遅れるかもしれません。前の記事でタイトルを発表しましたが、変えちゃおうかな、と思っていまして、変えると言っても、漢字をやめて仮名文字だけにしようかなと思っています…
少し前のことになるが、漫画・劇画の歴史に関する本が相次いで出版された。手塚治虫文化賞を受賞した辰巳ヨシヒロの『劇画漂流(上下巻)』(青林工藝舎)、吾妻ひでおの『地を這う魚〜ひでおの青春日記』(角川書店)、大野茂の『サンデーとマガジン』(光…
新聞によれば、出版業界は起業する会社が戦後最低水準になり、廃業・倒産する会社が増える一方だとか、返本率が40%をなかなか切らないまま続いていてどうにもならないとか、まったくもって暗いニュースばかりだ。書店も厳しい状況にある。「業界紙「新文化…