2007-01-01から1年間の記事一覧
年末でお忙しいことと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はというと、本誌の発行が年2回になり、発行月が6月と12月になったので、今年から年末進行がなくなった。年末進行なしの年末なんていったい何年ぶりのことだろうか。う〜ん、よくわからな…
めっきり寒くなってきましたが、みなさまお元気ですか。もう12月も中旬になってしまいました。 ずいぶん前のことだが、テレビで内沢旬子さんが出ている番組をやっていた。それを見て、モノカキというのはつくづく大変だなと思った。内沢旬子さんは、先般『世…
掲示板のトラブルで書き込みできなくなっている方が多いと思いますが、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。システムが古くて、なかなか対策が立てにくい状況ですが、サイトそのものの一新を含めて、新しいシステムへの改変も考えています。もう少し、…
ようやく次号「グジャラート特集」の制作が終わり、きのう印刷所に入稿した。疲れた。年2回発行になる初めての号だというのに、いろいろあって製作期間がいつもより短くなって、最後は1時間以上、印刷屋さんを事務所で待たせての入稿となった。こういう場合…
友人から「おもしろいよ」といわれて、これまでまったく読んだことのなかった中沢新一の本を読んだ。『アースダイバー』(講談社/1800円)という本である。これが実によく売れているらしく、僕が買った本も、14刷になっている。さらに、この本は桑原武夫賞…
3週間ぶりの当欄です。昨日、インドのグジャラートから帰国しました。3週間で延べ13都市をかけめぐるハードスケジュールだったが、うーん、グジャラートはおもしろかった。その模様は、これから記事にして次号の本誌でお送りしますので、どうぞお楽しみに。 …
うちでガイドブックを出したり、特集で取り上げると、そこで事件が発生するという「旅行人のジンクス」というのがあるという話を以前書いたが(2007年01月05日「謹賀新年2007」)、ミャンマーがこのジンクス通りになってがっくりきている。もちろんこれは単…
『物乞う仏陀』(文藝春秋/1500円)の石井光太さんが新刊『神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く』(新潮社/1500円)を出した。さっそく拝読。前回同様にウルトラヘビーなテーマでありながらも、読み始めるととまらないノンストップ・ノンフィクションであ…
ご存知、高野秀行さんが新刊『怪獣記』(講談社/1500円)を出した。けっこう評判になっているようなので、ご存知の方も多いと思うが、遅ればせながら私も拝読した。高野ファンには期待を裏切らない一冊である。 例によって、トルコのワン湖に棲息するといわ…
まだ腰が痛い。うー、整体にもいったし、水泳も再開したのだが、どうも快癒しない。これじゃ取材にも出られない。困ったもんだ。 岡崎大五氏がレコーディング・ダイエットとかいうのを始めたと書いているが、実は私も2年ほど前からダイエットしている。私は4…
今朝(8月17日)の朝日新聞に、「手に入らない 町の本屋、新刊枯渇」という見出しの記事が掲載された。「本をつくっても売れない、読者の手に入らない」という「負の連鎖」を打開するために、返本率を下げ、必要とされる本を必要なだけ書店に届けようと、取…
依然として腰痛に悩まされている。あまりの痛さに1日会社を休んだ。ベッドで映画を観ながら時間をつぶしていたが、トイレが大変だ。ベッドから起きあがるのに5分はかかる。早めに準備しないとトイレに間に合わない。 それで病院へ行って消炎剤などをもらって…
そろそろ最新号の156号が読者のお手元に届いている頃だと思いますが、「旅行人」は次号から年2回発行になります。月刊から季刊になって3年で、さらに発行回数を減らすのは心苦しい限りです。何故そうなるかについての事情は本誌にも書きましたが、要するに体…
先日、田中真知さんと話をしていたら、最近農業関係の原稿を書いたという。なんで真知さんが農業のことを書くんですかと聞くと、農業そのものではなく、農業に関係のある漫画について書いたらしい。それで紹介してくれたのが『もやしもん』(石川雅之/講談…
この前、ラジオを聴きながら仕事をしていたら、一日中エコ話ばかりだった。やれ、ゴミを分別しろだの、レジ袋をひかえろだの、自前の箸をつかえだの、そういうことばかりいわれてうんざりしていた。すると、その日は6月5日で「世界環境デイ」だったそうで、…
しばらく書いてないなと思っていたら、しばらくどころかもう6月じゃないか。なんと1カ月もたっていた。すいません。トップページの底に沈むこと久しく、ボトムの常連、田中真知さんもすでに上の方へ飛び、あせりつつ書いている。 書かなかったのは、もちろん…
最近ケーブルテレビで録画してあった映画を観ている。録るばかりで観るヒマもなく、どんどん蓄積されていた映画を、うちにやってきた友人どもがバカにしていたが、ようやくそれらをぼちぼち観るようになった。 ケーブルテレビで放送される映画には、まったく…
バングラデシュが混沌としてきた。うちがガイドブックを出すと、その地域に問題が起きるというジンクスは前に書いたが、ついにバングラデシュよ、おまえもか、という感じになってきた。ところで、ラジオでバングラデシュのことを「バングラディッシュ」と発…
本誌の次号、『アジア・カレー大全』を制作し、ようやく『メコンの国第4版』の制作も終わった。さすがに徹夜はできないが、毎日帰宅が午前様で、土曜も日曜もなく作業し続けた。ああ、疲れた。『メコンの国』は最初、去年の秋には出すつもりだったのに、それ…
4月20日に出る予定の『アジア・カレー大全』が、ようやく印刷屋に入った。うちとしては初めての「食べ物本」だが、書店で見かけたらよろしくお願いします。 というわけで、カレーの話。よく「カレーは男の料理」という言葉を聞く。男は何かとカレーを作りた…
岡崎大五氏が、スパムが多くて困るということをブログで書いていたが、多分、これをご覧の皆様も同じような問題をお抱えのことだろう。私も例外ではない。1日100通以上のスパムが送られてきて、それで大事な原稿を間違えて消してしまったことも数回ある。差…
うかうかしてると、トップページの更新欄の最下位に落ちてどんどん時間がたってしまうので、次号と単行本の同時制作中なんだけど、なんか書かなくちゃとあせってあたふたしている。 友人に影響されて(というか世間の影響なんだろうが)、僕もたまにヤフオク…
雑誌が売れないといわれている。また不景気な話? いえいえ、そういうことはなくもないですが、なんと「月刊少年ジャンプ」が休刊になったそうですね。あの「ジャンプ」が休刊だなんて、本当に雑誌の氷河期なのだなあと思いつつ、その記事を読んでみると、42…
次号の取材でカトマンズに行ってきました。マオイストと政府が和平協定に調印し、ネパールにもようやく平和が訪れようとしているということで、ずっとやりたかったカトマンズの特集をやることにした。 うちの掲示板でも、カトマンズはストがあって移動が厳し…
先週、椎名誠さんの写真展とトークショーに行った。小さなギャラリーだったが、モノクロの写真が30〜40枚ほど展示されていて、世界各地で撮影された風景や人々が静かに鎮座していた。モノクロ写真というのは、にぎやかな場面を撮っても、それが遠い昔のよう…
あけましておめでとうございます。年賀状を下さったあの人この人、返信できずに申し訳ありません。この場を借りて御礼申し上げます。今年もどうぞよい年になりますように。 というわけで、今年もいつものように始まった。年の暮れにサダム・フセインがいきな…