日記

 『イスタンブールのへそのゴマ』のフジイ・セツコさんが来社。次の本の取材のためにトルコへ出発するとのこと。今回は3カ月ぐらいトルコ各地をまわってくるらしい。その成果がいつ本となって結ぶのか、本人にもまだわからない。なるべく早めにお願いします〜。

 父の3周忌で3日間、鹿児島へ帰省する。時のたつのの何という早さか。あれからもう3年もすぎてしまったとは。……などと感じるのは歳のせいで、これまですごした時間、経験によるものなんだそうな。若ければ若いほど時間がたつのを遅く感じるというナントカの法則てーのがあるそうで、確かにそれはその通りであると僕も思う。

 タイトルを忘れてしまったが、前川健一さんが送ってくれた本で、安原顕、井家上隆幸、永江朗という3人の編集者の鼎談集を読んだ。編書房という出版社の本。その本に書いてあったのだが、出版社というのは日本に6000社以上あるのだが、出版業界全体の売り上げが2兆数千億円。そして、清水建設一社の売り上げだけで6兆円だという。おお、なんという情けない貧乏業界であろうか。