出版

ガイドブックの制作

やっと本誌の制作が終わったのに、なんだかまだ忙しいのは何故なんだ。などと、遅れた言い訳をしながら書き始めているが、月刊時代にはほとんどなかった徹夜作業を、季刊になってから一日は半徹夜になっている。半徹夜というのは、一晩仕事を続けて、朝一番…

「旅」という名の女性誌

またまたご無沙汰していてすいません。次号の制作に追われてホントにヒマがなかった。まだやらなくてはならないことがいろいろ残っているのだが、とりあえず書きたいこともいろいろあるので、当欄を更新することにした。 またもや南アジアに大地震が起きてし…

「本の雑誌」が創刊30年

今月の「本の雑誌」が送られてきた。見ると「特大号」とあって、いつもよりちょっと厚い。「創刊30周年記念特大号」なんだそうだ。30年! おめでとうございます。 20周年のときは、祝賀パーティに招かれて、様々な有名人のおもしろい話を聞かせていただいた…

出版社のリスク

次号の制作に追われて、なかなか当欄を更新するひまがない。すいません。 仕事をしながらラジオをつけっぱなしで聞いていたら、さっき作家の石田衣良がこんなことをいっていた。 「映画は(金銭的な)リスクが大きいけど、小説は全然ありませんから」 おいお…

世界平和の祈り方を工夫しよう

この前テレビを見ていたら、有名な広告ディレクターという人が出てきて、インタビューに答えてこういうことをいった。正確ではないがだいたいこんなことだった。 「おばちゃんの視線というのはおもしろいね。自分の背丈の高さでモノを見ることがいいんだ」 …

もう1週間たった?

もう1週間たったのか? 岡崎大五さんからプラネット・カフェ用の原稿が送られてきてびっくりする。うーん、私も何か書かなくちゃ。それにしても時間が経つのが早い。早すぎる。本誌が月刊から季刊誌になって、3号目を作り終えた。なかなかペースをつかめない…

ミステイク

本や雑誌を制作し、印刷所に入れる。出版社なので、こういうことをいつもやっているわけだが、毎回、この瞬間がおそろしい。間違ってやしないか、とてつもなく重要なミスを犯していないか、という不安がつねにつきまとうのだ。 本や雑誌は、執筆者から原稿を…

投稿作品

うちには投稿作品が数多く送られてくる。送って下さった方は、もちろん作品を発表したい、誰かに読んでもらいたい、あるいはプロになりたいと考えて送ってくれるわけだが、実際にそういった投稿作品の中からデビューし、本になる確率は低い。もともと低かっ…

ロンリー・プラネット創業者夫妻の記者会見

ロンリー・プラネットの『インド日本語版』のことを下で書いたが、実は今日、あのトニー・ウィラーとモーリーン・ウィラー夫妻が来日し記者会見を行った。それに招かれてちょっと行ってきたところだ。会場には日本語版の最新刊である『オーストラリア』が配…

『新ゴーゴー・アジア』の絵ハガキができました

『新ゴーゴー・アジア』上下巻ご予約の方にプレゼントする絵ハガキセットができました。左の5枚組です。ご希望の方は、ぜひご予約下さい (^_^;)。絵ハガキは上から順に●「天安門の家族」(1983年撮影):中国が個人旅行者に開放されたばかりの頃、僕はさっそ…

ただいま仕事に追いつめられてます

ひさしぶりに当欄を書く。2月は一度も更新できず、3月もどんどん日が経ってしまう。毎日何か書かなくちゃとは思っていたのだが、次から次に襲い来る仕事の山に追いつめられて、ついにここまで沈黙を守ってしまった。 仕事とは、おもに『新ゴーゴー・アジア』…

JTB紀行文学大賞の授賞式

JTB紀行文学大賞で奨励賞を受賞した前川健一さん『アフリカの満月』の授賞式に列席させていただく。場所は、なんと帝国ホテルだ。この日のために、僕は3本しか持っていないネクタイ(うち1本は葬式用だが)のうち、比較的高級そうなものを締めて式に臨…

日記

当欄も、ちょっと書き忘れていると、あっという間に1カ月がたってしまう。これじゃ月刊誌と同じなので、もうちょっとマメに書くことを極力、なるべく誓うことにする。 先日、『本とコンピュータ』(トランスアート)という季刊雑誌からアンケートがきた。そ…

日記

おお、今日は何と七夕ではないか。台風が近づいているので、それどころではないが。 プレステ2を購入し、「エターナル・リング」というゲームをやったが、残念ながらこれがはずれ。一応クリアしたものの、ぜんぜん充実感がない。最後まで行くと、ラストのイ…

日記

日曜日(6月11日)の毎日新聞の読書欄に宮田珠己さんの『わたしの旅に何をする。』のカバー・デザインが、ど〜んと掲載される。書評というよりはカバー・デザインを紹介するコーナー。うちの本のデザインはすべて僕がやっているが、あらかじめ電話による取材…

日記

田中真知さんのエッセイ集のタイトルが「ある夜、ピラミッドで」に決定する。真知さんからゲラが戻ったら、いよいよ下版も近い。装幀が二転三転してなかなか決まらなかったが、ようやく真知さんの諒解も得られてほぼ決定。この本は7月10日発売になる。 きの…

日記

宮田珠己さんの『東南アジア四次元日記』のカバー・デザインを変更した。新しいデザインはこういうものだ。 これはおなじ宮田さんの新刊『わたしの旅に何をする。』を発行するのと合わせて、心機一転の営業をかけるために行ったのだが、出版社ではごく普通に…