2010あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

 今年の正月も、何もせず、何も荒立てず、何事も起こらない平凡で静かな日々を望んでいたが、なかなかそうはいかないのが世の常、人の常。正月からのドタバタが現在進行形だが、とりあえず新年の到来を言祝ぎたい。

 さて、今年は本誌(162号)が6月1日発売。これで今年の半分がすでに終了だ。今のところ予定している特集はベンガル。インドの西ベンガル州バングラデシュを合わせたベンガル地方をご紹介したいと思う。その次(163号)が12月1日発日なので、これで今年も終わってしまうが、特集はもちろん決まっていません。

 それから、去年出すはずだった『熱帯雨林を歩く』(上島善之)がようやく4月10日に発売される。発売がずるずる遅れたせいで、著者の新しい取材原稿との入れ替えもあった。今度は間違いなく出ます。よろしくお願いします。

 その1カ月半後の5月30日には、うちでは珍しい鉄道本『アメリカ鉄道大全』(松尾よしたか+佐々木也寸志)が出る。この本は、アメリカの鉄道を蒸気機関車まですべて網羅した解説図鑑本で、アメリカの鉄道に興味がある方や鉄道を見に行く方には絶対に欠かせない一冊となるはずである。ご期待下さい。

 こういう本を作っているせいで、これまで気にとめたことがなかったケーブルテレビの鉄道模型の番組が目にとまった。アメリカ鉄道の模型を作る回だったので見てみたのだが、なんとアメリカ鉄道の模型の専門店というのがあるんですねえ。鉄道模型専門店というのならわかるが、アメリカ鉄道限定で店が成立するとは。鉄道マニア関連は奥が深い。

 そして、8月下旬には、なんと小島剛一氏の『続トルコのもう一つの顔』(仮タイトル)も出す予定。小島さんの原稿はかなり書き上がっているというメールをいただいたので、どうぞお楽しみに。

 うちは1年に新刊2冊、がんばって3冊がキャパいっぱいなので、たぶん今年の新刊は以上だと思うが、できれば自分の新刊も出したい。でも、たぶん無理だな。3年連続新刊発売という新記録を打ち立てたいと思ったが、やはりきびしいというか、前に3年連続で新刊を出したことがあるのかも実は覚えてないんだけど、たぶんなかったんじゃないかな。再来年は1冊ぐらい出したいと思います。

 それでは、今年もブログ更新50回を目指してがんばりたいと思いますので、よろしくお願いします。皆様におかれましてはよい一年になりますように。