奇妙な建築(2)

 奇妙な建物の2回目。個人の趣味なのだと思うが、規模の小さい奇妙な建物は、きっと無数に存在するのだろう。探せばかなりの数が見つかるが、特にまあこういう何かを模したデザインは多い。犬とか魚とか、少々痛い感じがするが、作った人はきっと楽しかったことだろう。
 
あんまりかわいくない犬だね。アメリ
 
これは倉庫かもしれない。アメリ
 
ドンブリ型。下の方はどうやって使っているんだろう。アメリ

靴の形はちょっとメルヘン。一階は店になっているみたいです。アメリ

これは日本の商店。客の目を惹くためにこうしたんでしょうね。

中国の音楽好きの金持ちが建てた家だそうです。

多分クルマ好きのヨーロッパ人が建てた家。本当に住めるのか。

これはバスケットなど日用雑貨品を売っているロングバーガー社という会社のビル。こんなデザインで大きなビルを建てるのは、もちろん自社製品の宣伝のためなんだろうが、しかし、周囲の景観も何もないような(笑)。アメリカのオハイオ州

双眼鏡がどーんとそびえたつのは広告代理店のオフィス。フランク・ゲーリーという有名な建築家のデザイン。もちろんアメリカです。すごい趣味ですね(笑)

私企業なら多少奇妙な建物でも自前の金で建てるのだから、いいかどうかは別として可能だろうが、公立図書館でこういう建物にしちゃうというところが、アメリカのすごいところ。これがカンザス・シティ公共図書館だそうです。よく造ったねえ。

玄関の左側にあるのは『ハックルベリー・フィンの冒険』ですね。

『キャッチ22』、カーソンの『沈黙の春』とバラエティに富んでいます。

こっちはコーンウェルとかシドニー・シェルダンまで並んでる。


次は個人の家ではないが、小規模な奇妙系。

スロバキアにあるホテル。大胆なデザインだが宿泊できる。割と安宿風です。

アメリカの商店で、ひびを入れたデザイン。雨が降ったら大変だろうな。
どういう素性の家か不明だが、地震で破壊されたような感じ。


次はフランク・ゲーリーさんも得意な、グニャグニャ系。

これはたぶんヨーロッパのどこか。もうこれぐらいのグニャグニャでは驚きませんね。


こっちはパリにあるグニャグニャ系。これほど大きな規模で、すべてをひん曲げて造ると、かなりの建築費がかかったことだろう、すごいことするなと思ったら、下の写真をご覧下さい。

よーく見るとわかりますが、これはビルの工事現場にはられた写真だったんですね。工事期間中はちょっとした観光名所になったそうです。