奇妙な建物(1)

 ネットで建築を見ていたら、実に奇妙な建物があった。変な建物があるもんだなといろいろ見ていくと、世の中には、金と手間をつぎこんで、まったく実用的でなく、住みやすそうでもなく、人目を惹くというだけの理由の(としか思えない)建物がかなりあるのですね。驚きました。

 例えば天地がひっくり返った家。画像で探すといくらでも出てくるのに驚いた。そういう家々をご覧下さい。画像検索で探したので、場所もわからないところが多かったが。
 カナダ
 アメリ
 これもアメリ
 ポーランド
 なんとこれはインド!


 ここからは奇妙な家といっても、芸術的建築家がデザインしたものも含まれる。とはいえ、芸術と奇妙さは隣り合わせ。
 たとえばこれは、有名な(たぶん)芸術家アーウィン・ワーム(Erwin Wurm )さんの作品。
 「家の攻撃」
 「太った家」
 似たようなデザインではこういうのもある。サンディエゴ大学だそうで、建築科の学生が作ったのか、芸術学部の学生がやったのか。

 建築家として非常に有名なフンデルトヴァッサーさん(Hundertwasser)のつくる建築は、まるで子どもの落書きをそのまま建てたみたいなデザイン。

 この人の作品は日本にもある。大阪市環境局舞洲工場ですね。日本ではけっこう顰蹙を買った建物として有名。

 誰が設計したかはわからないが、このガンダムチックな建物もなかなかすごい。アメリカのオークレーにある建物です。

 最後はウクライナにある家です。奇妙でもあるけれど、風格があって、なんとなく「ハウルの動く家」みたいですね。