画期的なカメラ

 ただいま次号を制作中。なんてことを書くのもこれが最後になるのだなあと思うと、感慨深い、かというとそんな気分でもなく、とにかくまあいつまでたっても何でこんなに忙しいんだろう、今年もあと2カ月で終わりじゃないか、ろくな年じゃなかったよなという気分だ。

 ブログもどんどん間があきそうなので、ネットから拾った話題でも書いてみる。以前、何かのサイトで「画期的カメラ」という紹介文を読んだ。そのカメラは、とりあえずピントなど気にしないで撮影すると、あとから好きなところにピントを合わせることができるというものだった。

 例えば、パーティの写真を撮るとする。何人もゲストがいるから、それを写すと、手前の人にピントを合わせると、後ろにいる人はぼけることになる。ピントがあった写真を撮るためには、一人一人にピントを合わせて撮影しなければならない。

 しかし、そのカメラを使うと、適当に撮れば、あとから前の人にピントを合わせることも、後ろの人にも自由にできるのだ。まさに画期的カメラである。それがなんともうすぐ発売になるらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111020-00000051-zdn_n-inet
 ニュースなんかで、画期的な新発明とか報道されても、実際にはなかなか発売されないのに、これは本当に素早く発売されることになったようだ。

 値段もそんなに高くない。安いのは399ドルというから、現在のレートだと3万円ぐらいだ。ただし、このカメラで撮影した写真は、コンピューターで画像のピントを操作する必要がある。専用のソフトが必要なのだが、実に珍しいことに、マック用が先行でウインドウズ版はあとになるらしい(シェアから考えれば実に珍しいといわざるを得ない)。

 で、ここまでは単にヤフーニュースそのままだが、実際にそれがどういう写真になるかを、ここで見ることができる(これがお伝えしたかったことです)。ちょっと見てみてください。すごいですよ。
http://www.lytro.com/living-pictures/294