『聖なるインド、はるかなネパール』の装幀2

 さっき印刷屋さんが来て、『アジアのディープな歩き方2 聖なるインド、はるかなネパール』のデータを持っていった。というわけで、最終的なブックデザインが決定しましたので、お知らせします。これです。

 左右のデザインがいいという意見がわずかに多いようでしたが、著者の堀田あきお&かよさんがたは右がいいとおっしゃってましたので、そのようなご意見を大いに参考にしつつ、右のデザインを基調に、堀田さんにイラストを描きおろしていただき、デザインし直しました。

 これは本のカバーになるもので、全体としてはこういう形で版下を製作する。左右が522mmある。昔だったら、これより大きな紙につくるわけですね。だから、この大きな紙を広げられる場所も必要になるのだが、今は全部コンピューターの中でつくれるので、私の机の上は散らかりっぱなしで、モニターとキーボードがかろうじて乗る程度のスペースしか空いていない(といってもモニターが2台、キーボードが3つもある)。


 この本は、7月10日発売になる。以前に小学館から出た『インドまで行ってきた!』と『ネパールに行ってみた!』を合本したものなので、すでにお持ちの方も多いかと思うが、未見の方はぜひどうぞ。『アジアのディープな歩き方』で東南アジアを旅した杉田クンが、インドとネパールへ突入し、さまざまな事件が起き、そしていろいろな出会いがあります。なかなかいい話ですよ。よろしくお願いします。