ラッサムを作る
あまり外で食事をしない我が家で、例外的によく行くレストランが、西武池袋線の練馬駅にある「ケララ・バワンkeralabhavan」。ここは南インドのミールを出す店で、漫画家の流水りん子さんの夫であるサッシーさんがやっている。
http://www.keralabhavan.com/
そのサッシーさんがNHKの番組に出て、南インド料理のラッサムの作り方を紹介していた。それを録画して作ってみることにした。作り方はそれほど難しそうには見えないが、問題は材料だ。ヒングという香辛料、カレーリーフ、タマリンドなんてどこで売っているのか。近所のエスニック食材屋にいってみたが、そういうのは取り扱っていないという。やっぱりね。
しかし、世の中はインターネットという便利なものがある。ネットで探せばたいていのものは見つかるから、ちょっと検索するとすぐに出てきた。というか、なんとタマリンドとカレーリーフはアマゾンで売っていたのだった。アマゾンってこんなものまで売っているのですねえ。さすがにヒングはなかったので、別のネットショップに注文し、ようやく材料が揃ったところで調理を開始。これがその材料です。
いつも作るカレーだと、タマネギやら何やらを炒めて炒めて炒めまくって大変疲れるのだが、これはそういう面倒な作業もあまりなくて、いちばん大変だったのは材料を揃えることだったが、豆をミキサーにかける時間が不足して、ざらざら感が残ってしまった。味もまあまあ。タマリンドの酸味が南インドの匂いを思い出させる。
普通は、こういうふうにできあがりましたと完成写真を見せるものだが、できあがった途端に食べることしか念頭になく、写真撮影のことを思い出したのは食べ終わったあとだった。というわけで、写真はありません。
レシピはこのサイトに紹介されているので、興味のある方はどうぞ。
http://www.nhk.or.jp/asia-cross/recipe/2010/1129.html
アマゾンで売っているタマリンド。あやしい雰囲気を醸し出している。