激走!東京〜鹿児島1330キロ

 旅行人山荘で行う「インド手仕事の布〜絣・刺繍・絞り〜展」の飾り付けをしに、車に布を積み込んで東京から鹿児島へ走った。行きは出発が夕方になったので、途中のサービスエリアで車中2泊して、ひたすら高速道路を走り続け、走った距離が1330キロ。休日割引がきいて、東京〜鹿児島間の高速道路料金は、なんとなんと2600円! 出口のETCゲートに2600の数字が出たときにはバンザイしました。

 このとき、西日本は今年いちばんの寒波が訪れていたようで、1泊目の新城PA(愛知県)では朝起きたらほんの少しだが雪になっていた。中国地方に入ってから、中国自動車道は積雪でスノータイヤでないと通行できないと出て山陽自動車道を走ったが、結局、帰りも中国自動車道の一部に冬タイヤ規制が出て、ちょっとしか走ることができなかった。


 車にうっすら雪が積もっています


 霧島の旅行人山荘に到着してすぐに展示作業に取りかかったが、とにかくこんなことやったことがないので、展示方法も素人考えでどんどん飾り付けていく。いったん飾ったものを翌日には全部やり直すなど試行錯誤しつつ、ようやく展示を終了する。スペースは限られているので、持参した布のおよそ7割ぐらいだったが、小川京子インド布コレクションのいちばんをずらりと並べた。こういう感じになりましたので、写真をご覧下さい。


 飾り付け作業中の小川。しかし、このときの作業は翌日全部やり直しになった


 最初のブースはタミールナドゥの婚礼用シルクサリーで、いちばん色合いが派手なサリー


 こういう感じで、ずらっと並んでいます


 グジャラートの絞り


 左が西ベンガルのカンタ、右がバングラデシュのノクシカタ。どっちも刺繍です


 展示作業が終了して翌日の朝9時に霧島市を出発。今度は途中一泊で東京まで走る。来るときは夜だった関門海峡を、今度はちょうど昼頃に到着したので、ここの「めかりPA」(上り。下りは壇ノ浦SA)で昼食をとる。いとこに教えてもらったのだが、ここのPA関門海峡が一望できて、うに丼がうまいと評判がいいらしい。というわけで、ここの「ふぐ・うに・いくら丼」1300円をいただきました。おいしかったです。


 めかりPAのレストランから見える関門橋


東京〜鹿児島往復で走行距離が合計2765キロ。ガソリン代(1リットル=118〜130円)は3万1507円でした。