メタボ対策

　まだ腰が痛い。うー、整体にもいったし、水泳も再開したのだが、どうも快癒しない。これじゃ取材にも出られない。困ったもんだ。

　岡崎大五氏がレコーディング・ダイエットとかいうのを始めたと書いているが、実は私も2年ほど前からダイエットしている。私は40歳までは痩せこけていた。30代までは身長177センチで体重が54キロしかなかったのが、40代になって57キロになり、これが限界かと思っていたら、45ぐらいからめきめきと体重が増え、半年で10キロ増加した。

　67キロあってもかまわないのだが、急激な増加はよくないし、あきらかに中年太り＋運動不足なのは明らかだったので、歩いて出勤したらすぐに60キロほどに減って、しばらくはその体重を保っていた。3年ほど前から再び体重が増加傾向になり、また65〜67キロぐらいになったのでダイエットを始めたのだ。

　といっても、流行のダイエット方法を試しているわけではない。単に晩飯を早くしただけだ。それまで、夜9〜10時頃に仕事を終え、帰宅してから夕食を食べるのが10〜11時になっていた。こんな時間に夕食をとるのがよくないことはわかっていたが、時間の都合でそうなっていた。それを思い切って5時にずらしたのだ。

　小川京子が毎朝弁当を作り、それを仕事場のデスクの上で食べている。その後は基本的に寝るまで何も食べない、つもりだったが、さすがに最初はつらくて、夜9時頃にヨーグルトや果物を食べていたが、それでも体重は徐々に減っていき、数カ月で3〜4キロ減。今は、もう慣れてきたので、夜になってもあまり食べなくなってきたが、半年ほどで61〜62キロになり（ほぼ5キロ減）、その後はこの体重を持続している。

　読者の中にも、夜遅い食事をしている方がいらっしゃるかもしれない。それがよくないことはご存知であろう。6時前に食べれば何を食べても体重は落ちていきますよ（多分）。

　しかし、私は健康の都合上、いくぶん体重を落としたが、それさえ問題なければダイエットなどしない。流行のダイエットも興味ない。基本的に太るのはカロリーが多すぎるからだから、食べる量を減らせばいいだけのことだ。僕にとっては非常にシンプルな問題なように思えるのだが、それができれば苦労はないという人が世の中には多いのですねえ（などといっていたら、中年になったら新陳代謝が減少するので、多少食べる量を落としても体重は増えるのだということも知りました）。