ただいま次号制作中

 だいたいいつでも「次号制作中」の状態ではあるが、今度の号は、行って来たばかりのプラハのことを巻頭で書くことになっているので(というか、急遽そうした)、ただいま懸命に書いているところ。できるだけすぐに書いておかないとみんな忘れてしまう。

 8月中旬にヨーロッパで起きたあの大洪水の影響が多少気がかりだったが、浸水して大きな被害を受けたと報道されていたプラハ旧市街は復旧が急ピッチで進んでいて、観光にはほとんど影響はなかった。地下鉄の一部が閉鎖されていて、代替でバスがその運休区間を走っているのが多少ややこしいといえばややこしい。フォーシーズンホテルも閉鎖中だった(関係ない?)。 

チェコビロード革命のハヴェル大統領は、今でも国民の人気が非常に高いんですね。しかし、次の選挙には出馬せず引退するそうで、その理由が社会主義時代に受けた拷問や重労働による健康の悪化であるらしい。文字通り、生々しい歴史の傷跡とでもいうか。

 とはいえ、そのハヴェル大統領の優れた政治能力によって(という評価を国民から受けている)、チェコは順調に経済発展を遂げ、プラハなんかはいわゆる西側の都会とほとんど変わらない。最初に着いたドイツのフランクフルトより活気があるように見えたぐらい。聞いてはいたがイメージが追いつかず、これには多少驚いた。

 てなことを、いろいろ書いているところ。よかったら次号をお読みください。